東京都港区虎ノ門と聞いて、皆さんはどんな印象がありますか？「霞ヶ関が近くて官公庁が多いビジネス街」「高層ビルや高級ホテルが多そう」「東京の中心部だけど実は愛宕山をはじめとして緑の多いエリア」「そもそもなんでトラ？」・・・どれも正解なのですが、ひょっとしたら「小さな子どもや家族でお出掛けするような場所は無さそう」と思っていませんか？

港区立みなと科学館は、そんな虎ノ門3丁目に令和2年6月オープンいたしました。桜田通りから一本西側の道沿い、白地に縦ストライプが特徴の気象庁・港区合築のビル1階に入っています。入館は無料、どなたでもご自由にご見学いただけます（※現在はコロナ対策のため入館時にご連絡先のご記入や手指消毒・検温等を行っています）。2階には有料のプラネタリウムがあり、大人600円・小中高100円・未就学児は無料で、最新鋭の投影機が映し出す美しい星空や4Kデジタルの全天周映像等をご覧いただけます。また、プラネタリウムの向かいには気象庁の気象科学館もありますので、一度に2つの科学館をご見学いただける、面白い施設になっています。

この「科学館だより」では、そんなみなと科学館の活動を中心に、科学にまつわる様々な話題や、虎ノ門・神谷町エリアの話題等、いろんな角度から皆さんに楽しんでいただけたらいいなと思っています。科学館イベントの裏話なんかもしてみようかなと。 これまでは休日は閑散としたビジネス街という印象があったかもしれませんが、実は最近は家族連れで遊びにいらっしゃる方も多く見かけるようになりました。みなと科学館はもちろんですが、ほかにも楽しい場所がたくさんありますので、まずはいらしてみてください。スタッフ一同、お待ちしております！